いまや全国各地のいたるところで目にすることがある「ガールズバー」
駅付近の街並みを歩いていて若い女の子に声をかけられることもしばしば。
そういえば似たようなバイトであるキャバクラやクラブでは店前で声をかけられることはないのに、ガールズバーだけ声をかけられるのは何故?
そう疑問に思った方も少なからずおられるかと思います。
ガールズバーはあくまでもバーの扱い
ガールズバーはキャバクラやクラブと異なり、飲食店扱い、許可も飲食店の許可扱いになります。
一方、キャバクラやガールズバーは風営法の許可になります。
この許可による違いは例えばなんでしょう。
風営法の許可では、お客様の隣にすわることでの接客はOKとされます。
ですが営業時間は深夜1時までと決まっています。この時間をすぎて営業した場合は、風営法違反となり罰則が課せられます。
一方、ガールズバーでは飲食店の許可になりますので、例えるならば居酒屋やバーと同じ扱いということになります。
営業時間も深夜1時までという決まりもありません。
ですが、お客様の隣に座っての接客は禁じられています。
ですので、ガールズバーにおいてはカウンター越しで女の子とお客様は話すといった内容になります。
ではお仕事面での違いは?メリットデメリット
許可の面以外でも他のナイトワークにない違いがあります。
分かりやすく「メリット」「デメリット」を取り上げることでその違いを解説します。
まず他のナイトワークにないメリットは以下になります。
- お客様の隣に座らなくて良い
- 私服でそのままお仕事ができる
- キャバクラやクラブでみられるような営業ノルマが一切ない
- キャバクラやクラブでみられるようなペナルティーがない
- キャバクラやクラブでみられるような必要出勤数がない
- キャバクラやクラブでみられるような接客行為(お酒をつくる・タバコに火をつける・おしぼりを渡すなど)がない
- キャバクラやクラブでみられるようなへメイクの義務がない
- キャバクラやクラブでみられるような出勤開始時間の縛りがあまりない
- キャバクラやクラブでみられるような勤務終了時間の縛りがあまりない
などが挙げられます。
このようにガールズバーは出勤の開始時間も、あがりの時間も比較的自由であります。また接客行為もなし、ノルマペナルティーもなしと出勤面以外の面でも全体的に自由な内容となっています。
一方デメリットは以下になります。
- キャバクラやクラブとくらべ時給が低い
- キャバクラやクラブとくらべ各種バックが低い
- ビラ配りを求められる(路上での声かけ)
- 朝までの営業だから送りがない
などが挙げられます。
このようにガールズバーは時給や各種バックの数字面でキャバクラやクラブとくらべ低い点が挙げられます。給与面でほかのナイトワークにくらべ高収入が見込みにくい点がデメリットといえます。